パプリカ筒井康隆中央公論社1993年9月

パプリカ(新潮文庫)

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精神医学研究所に勤める千葉敦子はノーベル賞級の研究者/サイコセラピスト。だが、彼女にはもうひとつの秘密の顔があった。他人の夢とシンクロして無意識界に侵入する夢探偵パプリカ。人格の破壊も可能なほど強力な最新型精神治療テクノロジーDCミニをめぐる争奪戦が刻一刻とテンションを増し、現実と夢が極限まで交錯したその瞬間、物語世界は驚愕の未体験ゾーンに突入する。BOOKデータベースより

いやなんとも奇天烈な作品でした、ジャンルとしてはSFになるのでしょうか。

夢で見た世界が現実世界にまで浸潤し顕在化して様な災厄を巻き起こす。

こんなことを筒井康隆さんが力技とも言える筆力で最後までドキドキさせる物語に仕上げていました。

精神医学や各種宗教に関する筒井さんの膨大な薀蓄も読みどころと言えそうです。

この作品は映画化もされているそうですが、筒井さんの作品はかなりの数が映像化されているのは読み手を刺激して絵を浮かばせる表現力に溢れているからでしょうか。

今回私が読んだのは下の単行本版でした。

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