ズ―岡の「薬草と話す野生動物たち」

野生動物たちは、自分たちが病気の時に、必要とされる薬草や鉱物を見抜くことが出来ます。

中国の漢の時代に、戦いに破れた兵士たちと馬の一団が水も食料も無いまま、見知らぬ土地に退却しました。

弱った兵士も馬も次々と死んでいき、生き残った者たちも衰弱して、皆血尿を起こしてしまいました。

ところが、3頭の馬だけは、尿も正常で、とても元気に見えたのです。

そこでこの馬たちをよく観察してみたところ、オオバコの葉を多量に食べていたことがわかりました。

兵士たちと残りの馬にオオバコの葉を食べさせると、皆体調が回復してきたといいます。

馬たちは、自分の体調を整える植物を知っていたのです。

多くの薬草医たちは動物の行動を注意深く観察して、それを病人の治療へと応用しています。

最近の医薬品でさえ、こうした動物や現地の薬草医たちの情報から新薬の開発がはじまる例が多くあります。

つづく